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リトアニアで公開鍛錬が行われる計画が持ち上がり、3年越しで平成19年5月の連休明けに実現した。2年前には講演会だけでの渡航だったが、今回は仕事道具を別便で送っての実演だ。写真を撮り続けているからには是非とも海外での人々の反応を肌で感じたいと、無理を承知で親方にお願いし、同行できた。時差−6時間。長旅にもめげず、到着するなり「道具ちゃんとついてるやろか?」とそわそわする親方。日本語から片言の英語、そしてリトアニア語へと通訳を通じてのもどかしいコミュニケーション。炭から釘から思いのほか揃っていない初日の準備。しかし親方の思いで、何とか火が起き、鉄が湧く。飛び散る火花。大きな発砲音。トンテンカン、トンテンカンと三丁での小気味良い先手の向こう鎚の音。少しでも、何かが伝わる、世界に向けた日本刀と刀匠の第一歩の祝音が響き渡った。
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