佳兆
(かちょう)
35号から
生駒中学校三十二年卒業生有志代表
(株)南都銀行取締役副頭取
坂本高彦
河内さん 「里帰り展」に寄せて
平成十八年五月二十四日(水)から六月四日(日)まで、生駒市芸術会館みらく美楽来において「河内國平とその一門」日本刀展が開催され、好評裡に幕を閉じました。
刀匠・河内國平こと河内道雄さんは、生駒小・中学校の卒業生です。
私ども中学の同級生が「私たちの誇りである河内さんの作品展を、是非地元で開いていただきたい」と、お願いしたところ、快くお引き受けいただき、このたび開催の運びとなったものです。
生駒市内で初となった河内さん一門の日本刀展には、小・中学校のOB・OGをはじめ、地元の方や美術品愛好家など、たくさんの方が訪れ、新聞でも「刀匠の里帰り展が実現」と大きく報じられました。
展示では、三十五振りの見事な日本刀はもとより、鞘に宝石が散りばめられたられた「伝・聖徳太子はいとう佩刀のひちせいけん七星剣」や石上神宮の国宝「ひちしとう七枝刀」など、古代刀剣類の復元品は大変珍しいもので、特に注目を集めておりました。
また会場で、気さくに質問やサインに応えておられた河内さんの魅力ある人柄に接して、新たにフアンとなられた方も多かったと聞いています。
河内さんが工房を構えておられる東吉野村は、偶然にも私の生まれた村です。
都会の暄騒から離れ、水と空気の清いこの村は、作刀に集中されるには絶好の環境です。
河内さんには、ぜひ今後も精進を積まれ、刀剣史に大きく名を残す名匠となっていただきたいと期待しております。
今回の展示会の運営をお手伝いさせていただいたことで、私たち同窓生の絆が深まったことは、思わぬ副産物でありました。
河内さんご一門はじめ、今回の「里帰り展」にご尽力いただきました関係者の皆様に、この場をお借りいたしまして、厚く御礼申し上げます。
御礼
生駒での念願の一門展を無事終わることが出来ました。
ご支援ご協力本当に有難う御座いました。
初めての一門展でしたが「芸術会館・美楽来」始まって以来という二五〇〇余人の入館者にご覧頂けました。
弟子たちもそして私も、この機会を得て自分達の作品を振り返り反省し、これからの作刀活動に大きな励みを得ることが出来ました。
明日からまたがんばってまいります。
本当に有難う御座いました。
國平・弟子一同